皆様、どんなクリスマスをお過ごしですか。
ドイツのクリスマスは、日本のお正月とちょっと似ていて、
家族が集まって静かに祝うものです。
ドイツの新年は元旦だけが祝日で、三が日に慣れている日本人には物足りないのにひきかえ、
クリスマスは25・26日の二日間が祝日で、
お店も24日の午後から閉まり、バスも臨時運行のみになったりして、
町中がしっかり「お休みモード」になります。
寮に住んでいた学生時代のクリスマスイブ、
十何階建ての寮の建物で、灯りがついているのはほんの数室。
どんなに沢山友達がいても、クリスマスには皆、家族のところへ帰ってしまう。
がらーんと静まり返った寮で、
私の階では私一人が、帰る場所のない学生でした。
当時の私は病院で介護のバイトをしていて、
一人ぼっちのクリスマスに懲りた翌年からは、
イブには遅番、25日には早番を入れたりしていました。
入院患者さんも、軽症の人は皆クリスマスには家に帰るので、
残っているのは、帰るに帰れない重症の患者さんのみ。
ここにも帰れない人達がいるんだから、私も頑張ろうと思いました。
大変な時があっても、いつかきっと幸せなクリスマスを。
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