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2015年07月27日

ドイツで入院すると・・・

皆様こんにちは、ドイツの医師Sachiです。
「そちらの病院(病室・食事)ってどんな感じですか?」というご質問があったので、
数年前の写真ですが、引っ張り出してきましたー。

P1070380.JPG
↑これは大学病院の個室で、
部屋の中にはベッドとベッドサイドテーブルの他に、
普通のテーブル、椅子、トイレ、シャワー、洗面台
があります。

科にもよりますが、ドイツで一番多いのは多分二人部屋。
最大で四人部屋で、それ以上のは私は見た事がありません。

6_P1070400.JPG
↑自分で動ける患者さんが多い病棟だと、
病棟にこんな患者さん用の食堂があり、
朝食のブッフェが用意され、歩ける人は食べに行きます。
(ブッフェで食べたい一心で、頑張って歩けるようになろうとする面も・・・ )

7_P1070410.JPG
↑ドイツでは昼食がメインで、
病院では基本的にあたたかい食事はお昼だけです。
この日の献立は、
スープ、サラダ、
お肉の煮込み、パスタ、人参、
プリン、焼き菓子。
結構おいしいんですよ。

8_P1070383.JPG
↑晩御飯はこんな感じ。
パンが食べられない患者さんにはあたたかいスープや流動食が出ますが、
基本的にはこういう冷たい食事です。
晩にはどっしりとした黒パンが一般的。
この日の献立は、
パン、バター、ソーセージ、チーズ、フルーツティー、根菜サラダ、ヨーグルト。
パッと見淋しい感じですが、量は結構あります。

どうしてもあたたかいものが食べたい人は、カップスープでも持って行くといいかも。
あと、病院の晩御飯は早い(大体18時頃)ので、夜食用のおやつも用意していくのがオススメ。

飲み物は水、コーヒーや各種お茶などが、
常時用意されていて、セルフサービスで取って来る事ができます。

ドイツでの入院、私は結構快適だと思いましたが、どうでしょう?


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posted by JMAE at 04:20| ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月15日

開業家庭医院より

皆様、こんにちは。
ドイツの医師Sachiです。

今月から開業家庭医の個人医院での勤務を始めました。

大学で初めて診察術を学び、でも最近の大病院では普通の診察は余り重視されず、
実習で聴診して「何かおかしい・・・」と思って病棟医師に報告しても、
「どうせレントゲン撮るから」「心エコーするから」
などと言われて相手にされず、がっかりした経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。
「胸部の打診?今どき誰もしないって」とか。

当院には胸腺腫(Thymom;Thymoma)の患者さんがいます。
かなり珍しい病気で、開業して25年の院長でも2例目だとか。
どうやって見つけたのか話しを聞いて、びっくり。
「日常的な動作で息があがるようになって来院されたんだけど、
心拍数が増加していて、心音が弱く、
胸部を打診したら、心臓が拡大していた。
これはいかんと胸部レントゲンにまわしたら、見つかった」
ハイテク機器がなくてもここまで診断できるのか!と、ちょっと衝撃でした。

「胸腺腫の後で気を付けなければいけないのは何か知っている?
これ、心エコーにまわした先の内科医も知らなくて教えてあげたんだけど、
重症筋無力症(Myasthenia Gravis)だよ。」

所謂「風邪」で来院した患者さんも、
必ず心臓と肺の聴診をし、扁桃腺と鼓膜を見て、リンパ節を探る。
そんな院長のもとでの勤務は、とっても勉強になります!

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