ふざけたブログを書くのである。許してほしいのである。
総会初参加してきたのである!去年は忙しすぎて参加できなかった。しかし春の青年部会には参加したので、ブログでおなじみのsachiさんなど知ってる人もいるし、昔からの友人も参加する。O君とか。その総会についてダラダラ綴ろうと思っている。こんなブログもたまにはどうだろう。
2016年10月21日、中央ヨーロッパ時間朝4時という学生たちが寝静まる時間であろう時に起床し、プラハへと出発した。思ったほど眠くはない。遠足の朝を思い出す。大人になった証としておやつの代わりにありったけの金を握りしめた私は家を出た。私の家からプラハまでは交通の便がすこぶる悪い。バスで3時間、その後飛行機を2度乗り継ぐ。予定到着時刻は先に皆さんが食事をしているレストランに20時だ。
ここは海外である。いくら旅のエキスパートと揶揄される私でも道中は冬の遭難並みに寝たら終わりだという気分で鞄をがっしり握りしめ周りに注意してバスに乗る。・・・隣に陽気ではあるが明らかになんか怪しいおじさんが話しかけてきた。
ルーマニア語話せる? ヌー。
ハンガリー語話せる? ネム。
英語喋れる? ノー。
悪いね、おじぃ。そう、私はノーと言える日本人なのだ。その後必殺イヤホンを繰り出し警戒しつつ、ここで総会に参加する初めて会う方々のプロフィールを予習し、今回医師インタビューをさせていただくのでその先生のことなどを調べ自分なりに考えに考え質問をまとめた。時間潰しと言ったら悪いが、それには最適だ。時計を見た。午前7時だった・・・。こんな感じで長い時間を経てプラハ行きの最後の飛行機に乗った。もうすぐ皆さんに会える!!!そうだ、初対面の方もいるし会った時のことをシミュレーションしよう!始めが肝心ってみんな言ってるし。
レストランに入る。挨拶をする。状況によっては一発ギャグでもおみまいし、楽しい食事を過ごしたい。あぁ、君がうどん君か〜など言ってくれる人はいるだろうか。多分いない。余計な期待はやめとこう。とにかく最初が肝心なのだ。失礼があってはいけないが、自分から話す以外にないと覚悟を決めよう。いざ参らん。
皆さんお気付きかもしれないが私は小さく細かく場合によってはせこい、そんな男なのである。
聞いていたレストランに急いで空港からタクシーでぼったくられないか確認しながら到着した。時計はちょうど20時、予定通りである。19時から21時まで食事と聞いているので間に合った。
その時である。レストランのドアが開き中から40〜60代くらいのなんとも育ちの良さそうな日本人の方々が出てきた。ちょっとお開きの時間が早まったのかな・・・。
ようやく会えましたね皆様!と心でつぶやきながら軽く笑顔で会釈をする。
紳士なおじさまが握手を求めてくれた。
初めまして、うどんですと元気に自己紹介をした。
そうだ、まずはsachiさんとかO君を探そう。
どんどん紳士淑女の方々が出てくる。一人一人に初めましてと小声で挨拶。
全部で20人くらい出てきた。
・・・知ってる人がいなかった。

最後らしき人が出てきて初めて気付いた。旅行者の方だった。

冷たい風と冷たい視線を感じた。
私は今や彼らにとってはただの変質者である。事件だ。へこんだ。恥ずかしかったが今更いくら状況を説明しても怪しさが増すばかりだ。お縄は頂戴したくない。
しょうがないと逃げるようにレストランに入りO君に電話をし、皆さんがいるテーブルへと案内してもらった。無論気分は沈んでる。
写真で見た方々がいらっしゃっている!
横に伸びた大きな一つのテーブルには美味しそうな料理、黒ビール、無残にも一気に飲み干されたショットグラスと、表面張力でこぼれずに堪えてるショットグラスが見えた。新参者の私はこの雰囲気を到底邪魔してはいけないと空気を読み、会をまとめてくださっているKenji先生のもとへ到着の挨拶をし、後で皆さんに挨拶しようとしぶしぶ心に決め、空いていたテーブルの隅っこに座った。
しまった、出遅れ感は否めない。
目の前にO君がいて、その隣には私が兄貴と尊敬させていただいてるSoul先生がいたので、沈んだ気分を押し流すように乾杯した。・・・。朝早いプラスアルコールの回答はもうすこぶる眠い。
もぉいろいろダメじゃ。

いったんリセットの意味も込めてトイレをすまし外へ出ると、偶然秘書のNさんに会った。彼女も予定の都合上その時間の到着だったのである。
仲間発見、ウッヒッヒ。胸を張って彼女に言った。
皆さんお待ちです!楽しんでらっしゃいますよ!
そうだ、私は小さく細かく、時にはいやしい男なのだ。
うゎ〜、楽しみです!と満面の笑顔のNさん。まぁその時が来るまで待とうではないか、そう思いながら部屋へ入ると空気が一変してNさんに流れた。
久しぶりNっちゃん!会いたかったよ〜元気〜!大歓声だ。家族のごとく、みなさんとハグを交わしている。
そう、Nさんは私のように空気を読まずとも、空気を変えられる人間性を持ったプリンセスなのだ。嫉妬に狂った私はただただ黒ビールを飲み、その苦さを受け止めるしかなかった。こうなりゃ気分はもうボロボロなのである。そんな私を救ってくれたのが我らが女神sachiさんだった。
気付いたら長くなりすぎたので、次の話はまた今度。こんなふざけたブログもたまにはどうなのかな。。。読んでくれた人がいたらありがとうございます。
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・現在ヨーロッパの医学部に在籍していてヨーロッパで就職したい学生(臨床医学課程以上)
・ヨーロッパで働く研修医(まだ専門医になっていない医師)
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