私の周りでは風邪が大流行中です。
かく言う私も、胃腸炎でダウン…。
そんな中、5年生最後のビッグイベントが次々とやってきました。
-卒業アルバムの写真撮影
-graduation dinner💃
-白衣での集合写真撮影
などなど。
ちなみに、胃腸炎真っ只中で私は集合写真に写れませんでした…トホホ😞
そんなわけで、私は残念でしたが、5年生後期に卒業ムードがぐっと高まります。
各大学で多少の違いは、あると思いますが、ハンガリーの医学部では、5年生で各グループ解散、6年生は各々自分の希望する病院での実習となります。自分で病院と話して、実習受け入れの合意を病院、大学双方から得られるならば、世界中、中規模以上の病院なら大抵は、実習可能です🙆♀️
病院選択の自由度が高くて友人達の話を聞くのが楽しいです。
さて、6年生のカリキュラムですが、前述の通り、5年生が終わると、グループは解散して授業も全くなくなります。
主要6科目の実習
-内科(10週間)
-外科(5週間)
-産婦人科(5週間)
-小児科(7週間)
-精神科(4週間)
-神経内科(4週間)
プラス、実習後に6科目それぞれのテスト、が全カリキュラムとなります。シンプル!
このテスト、チャンスは一度で落ちると実習からやり直しになるため、学生のプレッシャーはかなり大きいみたいです。
実習場所、科目の順序や、テストをいつ受けるかなどは、全て自分でスケジュールの調整をします。
したがって、6年生は、基本単独行動になるので孤独感が強いよ〜と先輩に言われました。
怖い…。。
ちなみに卒業式は6月、9月、12月に3回あります。日本人でハンガリー医学部卒後に日本の医師国家試験を目指す学生は、厚生労働省への書類提出を7月に終えなければならないため、6月卒業しない限り、1年間国試受験を遅らせることになります。
そのため、日本の国試を受験する学生は前述した6科目の試験に落ちると、実習やり直し期間がでてきてしまうので、6月卒業が難しくなる恐怖もあるようです。
6年生は、これらの6科目の実習と試験をクリアすると、最後に卒業試験があります。
2日間に渡って行われて、1日目に筆記試験、2日目に6科目の中からくじを引いて、自分で引いた科目のデパートメントでの口頭試問となります。(神経内科を引くと、絶望感がすごいらしいです…😱)
ちなみに、私は卒後ドイツ就職を目指しているので、ハンガリーの滞在許可証が切れるまでドイツ語の勉強を卒後も続ける予定です。
自分の国へ帰る人、欧州に残る人、北米を目指す人、と色んな人がいて面白いな〜と最近よく思います。
ハンガリー医学部に来てよかった!(まだ、卒業まで一年以上ありますが笑)と改めて感じています。
6年生もがんばります😀
HU