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2019年06月23日

第8回呼吸器外科サマースクール2018

こんにちは。スロバキアの医学部5年生のShotaです。
今回はヨーロッパについての記事ではないのですが、昨年2018年7月7-8日に神戸で開催された第8回呼吸器外科サマースクール2018について書いていきたいと思います。

前々からいつか記事にして皆さんにお届けしようと思っていたのですが、遅くなってしまいました。正直にいうと、申し込みの時期から1年くらい経つので昨年の写真のリマインドが最近来て、それを見て思い出しました(^◇^;)

サマースクールは2日間にわたり、神戸医療機器開発センター(MEDDEC)とニチイ学館神戸ポートアイランドセンターにて開催されました。

ニチイ学館神戸ポートアイランドセンターに前泊するために、飛行機で大阪の伊丹空港からのJRで向かう予定でした。しかし空港についてみると、なんと台風のせいでJRは全線停止で道路も何本か封鎖されていて手詰りで、諦めて引き返そうかと思いました(^^;; ところが、困っているところに目に入り込んだのはフェリーの看板⛴
まさかとは思い、係りの人に聞いてみるとフェリーは運行しているとのこと。台風なのに、どうして!とは思いましたが、運行停止なってしまうと困るので、すぐさまチケットを購入しフェリーに乗船しました。
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外は台風で大雨、なのに船は全然揺れてなく、快適に過ごすことができました。ですが、もともと乗り物酔いしやすい体質なので、サマースクールのために船の中で結紮(糸結び)の練習をしていたら船酔いしました(T . T)

下船してからはバスで移動しました。そして長旅の末、やっとニチイ学館神戸ポートアイランドセンターに着きました。印象としてはとても大きかったです。
外は大雨・強風でしたので、外出せずに部屋で黙々と結紮・縫合の練習とサマースクール用に配布されたテキストとビデオを見て勉強していました。
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次の日朝早く起きて、会場に向かうと約100名の参加者・インストラクターの先生方がいて驚きました。参加者は3−4人のグループに分けられていてそれぞれ席に着く形式でした。
サマースクールの参加者は初期研修医1・2年目と医学部5・6年生がほとんどでした。その当時、僕は4年生だったのでグループの皆に迷惑をかけないように頑張ろうと意気込んでいました。
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1日目のメインはアニマルラボ・ウェットラボでした。
インストラクターの先生の指導のもと、皮膚縫合、気管支吻合、摘出心肺を用いた肺葉切除を練習しました。
その後、生きている麻酔下の豚さんを用いた肺葉切除の手技もさせて貰いました。豚さんの肺の解剖は人間と少し違っていて、副葉というのがあり右肺が4つの肺葉に分けられていました。(人間の右肺は上葉・中葉・下葉の3つに分けられています。)
たくさん練習した甲斐もあり、先生方に上手だと褒められました!お世辞だとしても褒められるのは嬉しいですね(^^)
夜は懇親会で先生方や学生方とたくさん交流できました。

2日目はドライラボでした。胸腔鏡を使って色々な手技を練習しました。
先生方が用意してくれた練習キットには、胸腔鏡下で小さなビーズに糸を通したり、ボタンを布に縫い合わせたりと楽しくできる反面、細かい作業で非常に難しかったです。またサマースクールの最後に行われた胸腔鏡のコンテストで2位に入賞できました!研修医の先生方も込みだったのでまさか入賞できるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです(^^) 僕の大学では希望者は腹腔鏡を練習させて貰えたりセミナーなどもあるので、それが大きかったかなと思います。
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この2日間、とても貴重な時間を過ごす事ができました。手技だけでなく、医師のあり方なども含め色々なことを学ぶことができました。この経験を生かして大学の実習や卒後も頑張っていこうと思います!

これからも勉強だけでなく、手技も含めて日々精進していきたいと思います!


以上、Shotaでした。

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posted by Shota at 19:30| 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月24日

医学部卒業後、日本にて。ハンガリー編

こんにちは。
ハンガリー卒後日本で活動中のyasuです。
日本もだいぶ春の香りがしてきましたね。
年度末、卒園式、卒業式の季節ですね。
4月から新しい生活を始めようと準備している人も多いのではないでしょうか?

先日、日本の国家試験の合格発表がありました。
そこで、海外の医学部卒の学生がどのような流れで国家試験の準備をしていくのかご存知ですか?
結構なぞが多いのではないかと思いますので、簡単に紹介していこうとおもいます。
日本のようにみんな卒業の時期が同じというわけではないので、それぞれの国で国家試験までの期間が変わってくると思いますが、今回はハンガリー編ということで。
以前のブログでも触れましたが、ハンガリーの卒業式は年に3回;6月、9月、12月。
9月、12月の卒業は次の年度の国家試験になるので、比較的、申請には余裕があるかもしれません。
6月は何とか、その年度の国家試験を受けられるのですひらめき
6月末に卒業後、英語の書類と日本語訳をそろえに走りますダッシュ(走り出すさま)
日本の国試の申請は7月末までなので、それに間に合うように。。。
日本の厚生労働省、とっても緊張します!
7年間ハンガリーのちょっぴりゆる〜い環境に慣れてしまっていると、日本では指摘を受けることにどんっ(衝撃)
申請が無事に済んだとしても、国家試験が受けられるわけではありません。
10月頃には、他の外国人(中国人が多いようです)と一緒に”適切な日本語を使って診療できるか”の試験を受けることになります。
日本の医学部で行っているOSCEとだいたい同じだと考えていいと思います。
模擬患者さんに対して問診や身体診察を制限時間内にして、カルテを記載するといった内容です。
ただ、制限時間が短いあせあせ(飛び散る汗)
英語を書くより日本語を正しい漢字を使って書くほうが難しく、時間がかかるとこのとき初めて実感しました。日本人なのに・・・たらーっ(汗)
その試験に受からないと本試にたどり着かないので、結果が出るまではかなりヤキモキします。
11月初旬に結果を受け取り、ようやく本試に向けて本腰を入れ始めるようになるわけです。

怒涛の半年間だったような気がしますが、日本の医学生さんはその頃、卒業試験に取り組まれているんですよね。
同じ時期には、大学受験の受験生や看護師の国家試験の受験生を沢山見かけました。
勝手に仲間意識を持ってみたりるんるん
頑張っている姿を見ると心強く、励みになりますねグッド(上向き矢印)


そんなこんなで、ハンガリーで医学を学んで7年、4月から新しい生活が始まりますexclamation

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posted by JMAE at 12:15| 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする