夏真っ盛りのフランスからです。

フランス人は「バカンスのために働いている」という言い回しを聞いたことはありませんか?初めて聞いた時は、また大袈裟なと思いましたが、実はあながち間違いでもありません。バカンスが終わったと同時に次のバカンスに向けて頑張って仕事をするという感じでしょうか。その中でも夏のバカンスはとても大事なもので、長めに取る人も多いのです。この時期になると、挨拶代わりに「いつからバカンスなの?どこに行くの?何するの?」といった会話があちこちで聞かれます。
フランスでは週末でも長期休暇でも、自分が当番でない限り、病院から連絡がくることは絶対にありません。自分が休みを取っている間は、残りのスタッフが(必死になって)カバーしてくれるからです。もちろん同僚が休みの間はその分もカバーするため、いつも以上に忙しく、日々息切れしていますが…。もちろん医師だけではなく、看護師、技師など全てのスタッフが休みを取りますので、病棟によっては人手不足で一部閉鎖されることもあります。
私のこの夏のバカンスはまだ少し先ですが、先日、長めの週末を利用して南仏のニースへ行ってきました。TOUR VOILE(ツール・ド・フランスのヨット版)の最終戦やジャズの屋外コンサートなどのイベントもあって、とても賑やかでした。

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