欧州日本人医師会の青年会員は現在22名。ヨーロッパの医大生や卒業生が、各国の医療・大学・就職情報などを交換したり、サポートし合ったり。

2016年10月31日

うどんのプラハ総会記(その1)

お久しぶりある。うどんである。
ふざけたブログを書くのである。許してほしいのである。
総会初参加してきたのである!去年は忙しすぎて参加できなかった。しかし春の青年部会には参加したので、ブログでおなじみのsachiさんなど知ってる人もいるし、昔からの友人も参加する。O君とか。その総会についてダラダラ綴ろうと思っている。こんなブログもたまにはどうだろう。

2016年10月21日、中央ヨーロッパ時間朝4時という学生たちが寝静まる時間であろう時に起床し、プラハへと出発した。思ったほど眠くはない。遠足の朝を思い出す。大人になった証としておやつの代わりにありったけの金を握りしめた私は家を出た。私の家からプラハまでは交通の便がすこぶる悪い。バスで3時間、その後飛行機を2度乗り継ぐ。予定到着時刻は先に皆さんが食事をしているレストランに20時だ。

ここは海外である。いくら旅のエキスパートと揶揄される私でも道中は冬の遭難並み寝たら終わりだという気分で鞄をがっしり握りしめ周りに注意してバスに乗る。・・・隣に陽気ではあるが明らかになんか怪しいおじさんが話しかけてきた。

ルーマニア語話せる? ヌー。
ハンガリー語話せる? ネム。
英語喋れる? ノー。

悪いね、おじぃ。そう、私はノーと言える日本人なのだ。その後必殺イヤホンを繰り出し警戒しつつ、ここで総会に参加する初めて会う方々のプロフィールを予習し、今回医師インタビューをさせていただくのでその先生のことなどを調べ自分なりに考えに考え質問をまとめた。時間潰しと言ったら悪いが、それには最適だ。時計を見た。午前7時だった・・・。こんな感じで長い時間を経てプラハ行きの最後の飛行機に乗った。もうすぐ皆さんに会える!!!そうだ、初対面の方もいるし会った時のことをシミュレーションしよう!始めが肝心ってみんな言ってるし。

レストランに入る。挨拶をする。状況によっては一発ギャグでもおみまいし、楽しい食事を過ごしたい。あぁ、君がうどん君か〜など言ってくれる人はいるだろうか。多分いない。余計な期待はやめとこう。とにかく最初が肝心なのだ。失礼があってはいけないが、自分から話す以外にないと覚悟を決めよう。いざ参らん。

皆さんお気付きかもしれないが私は小さく細かく場合によってはせこい、そんな男なのである。
聞いていたレストランに急いで空港からタクシーでぼったくられないか確認しながら到着した。時計はちょうど20時、予定通りである。19時から21時まで食事と聞いているので間に合った。
その時である。レストランのドアが開き中から40〜60代くらいのなんとも育ちの良さそうな日本人の方々が出てきた。ちょっとお開きの時間が早まったのかな・・・。
ようやく会えましたね皆様!と心でつぶやきながら軽く笑顔で会釈をする。
紳士なおじさまが握手を求めてくれた。
初めまして、うどんですと元気に自己紹介をした。
そうだ、まずはsachiさんとかO君を探そう。
どんどん紳士淑女の方々が出てくる。一人一人に初めましてと小声で挨拶。
全部で20人くらい出てきた。



・・・知ってる人がいなかった。
最後らしき人が出てきて初めて気付いた。旅行者の方だった。
冷たい風と冷たい視線を感じた。
私は今や彼らにとってはただの変質者である。事件だ。へこんだ。恥ずかしかったが今更いくら状況を説明しても怪しさが増すばかりだ。お縄は頂戴したくない。
しょうがないと逃げるようにレストランに入りO君に電話をし、皆さんがいるテーブルへと案内してもらった。無論気分は沈んでる。

写真で見た方々がいらっしゃっている!
横に伸びた大きな一つのテーブルには美味しそうな料理、黒ビール、無残にも一気に飲み干されたショットグラスと、表面張力でこぼれずに堪えてるショットグラスが見えた。新参者の私はこの雰囲気を到底邪魔してはいけないと空気を読み、会をまとめてくださっているKenji先生のもとへ到着の挨拶をし、後で皆さんに挨拶しようとしぶしぶ心に決め、空いていたテーブルの隅っこに座った。
しまった、出遅れ感は否めない。
目の前にO君がいて、その隣には私が兄貴と尊敬させていただいてるSoul先生がいたので、沈んだ気分を押し流すように乾杯した。・・・。朝早いプラスアルコールの回答はもうすこぶる眠い。

もぉいろいろダメじゃ。
いったんリセットの意味も込めてトイレをすまし外へ出ると、偶然秘書のNさんに会った。彼女も予定の都合上その時間の到着だったのである。
仲間発見、ウッヒッヒ。胸を張って彼女に言った。
皆さんお待ちです!楽しんでらっしゃいますよ!
そうだ、私は小さく細かく、時にはいやしい男なのだ。
うゎ〜、楽しみです!と満面の笑顔のNさん。まぁその時が来るまで待とうではないか、そう思いながら部屋へ入ると空気が一変してNさんに流れた。
久しぶりNっちゃん!会いたかったよ〜元気〜!大歓声だ。家族のごとく、みなさんとハグを交わしている。
そう、Nさんは私のように空気を読まずとも、空気を変えられる人間性を持ったプリンセスなのだ。嫉妬に狂った私はただただ黒ビールを飲み、その苦さを受け止めるしかなかった。こうなりゃ気分はもうボロボロなのである。そんな私を救ってくれたのが我らが女神sachiさんだった。

気付いたら長くなりすぎたので、次の話はまた今度。こんなふざけたブログもたまにはどうなのかな。。。読んでくれた人がいたらありがとうございます。


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2016年10月27日

プラハ総会、行ってきました!

皆様、こんにちは。
ドイツの医師Sachiです。
先週末は、プラハで欧州日本人医師会の総会が開催されました。

イギリス、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、
日本、ハンガリー、チェコ、ルーマニア
から、
19名の会員が参加しました!

P1110666.JPG
パリの精神科医、太田先生の講演を聞いたり・・・

P1110677.JPG
ローマの内科医、中田先生の東洋医学の世界を垣間見たり。

健康相談会もお陰様で好評で、
本当に充実した週末となりました。

さて、総会終了後、残った先生方と晩御飯を食べに行ったら、
隣のテーブルの人がいきなり椅子から崩れ落ち、意識を失いました!
ベテランの先生方が駆けつけて、すぐ気道確保。
自発呼吸はある、脈もゆっくりめで正常。

その人のポケットからインスリンが出てきたので、
私が持っていた測定器で血糖値を測ってみたら・・・
P1110687.JPG
低っ
流石にブドウ糖点滴までは持ち合わせていないので、救急車待ちとなりました。

ウェイターが青い顔で「まだ生きてる?」と、おろおろ。
インスリンを指差して「これ打つ?」とか訊くので、Nooo!

ところでチェコでは、血糖値の単位が「mg/dl」ではなくて、ちゃんと「mmol/l」なのですね。
ドイツでも正式にはもう切り替えた筈なのですが、
いやいや、やっぱり慣れ親しんだ単位が根強く残っていて・・・ハズカシイ
帰宅してから慌てて換算表をプリントアウトしてケースに入れました!

(因みに「32mg/dl」は「1.8mmol/l」です。
およその計算は「18で割る」と覚えておくといいそうです。)


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2016年10月11日

プラハ無料健康相談会のお知らせ

欧州日本人会は今月プラハにて、
在留邦人の方々を対象とした無料健康相談会を開催致します
下記のご案内をご参照ください。

2016年10月23日(日)午前
プラハ日本人学校 Skuteckého 1388/18, 163 00 Praha 6
           

↓お申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧下さい。
 http://eu-jp-doctors.org/styled-4/

praha.jpg

健康上のちょっとした心配事など、日本語でお気軽に御相談下さい!
何科に相談したらよいかはっきりしない場合は、「総合診療科」へどうぞ。



また、妊娠・出産に関するグループ相談会も行います!

group_soudan.JPG

プラハにお住まいの方
妊娠出産 その後の育児に関していっしょに話し合いませんか?

今妊娠中の方 これから妊娠したいと思っている方 
プラハで妊娠・出産を経験した方 どうぞ来てください。
ドイツ デュッセルドルフで多くの日本人の妊婦さんをお世話してきた産婦人科女医の中川が
医療的側面のアドバイスも含めて進行役を務めます。
いろいろな不安を出し合って 情報交換をして 
充実した妊娠生活 満足なお産に向けて準備してみませんか?
パートナーも大歓迎です。

もし個人的に相談したいことがあれば そのための時間も十分にあります。
気軽に参加してください。


 まだ空き枠がありますが、先着順ですので、お申し込みはお早めに!

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2016年09月26日

欧州日本人医師会講演会のお知らせ

来月、欧州日本人医師会のプラハ総会の際に、講演会が行われます。
外部医学生の傍聴も可能ですので、興味のある方は御連絡下さい。

日時:2016年10月22日(土)14時から16時
場所:プラハ中央駅の近く

 14:00- 「欧州における日本人のメンタルヘルス対策」
講演者:太田 博昭  (Dr. Ota Hiroaki)   欧州日本人医師会 副会長
精神医学一般および面接、メール、電話、スカイプ(音声のみ)によるメンタルカウンセリング。1949年生まれ、北海道立札幌医科大学卒業後、同大附属病院精神科分院および道内の公立病院精神科勤務を経て、1984年春、フランス政府給費留学医師として渡仏。主な研究テーマは「海外邦人のカルチャーショック」。このテーマの総まとめとして、1991年、トラベルジャーナル社から「パリ症候群」を出版した。他方、1985年4月以来、今日に至るまで30年以上にわたり、フランス・パリ地区のみならず、欧州全域へ渡航する日本人や国際カップルのメンタルヘルス対策に専心している。パリ在住

 15:00- 「西洋医学と東洋医学の接点」
講演者:中田 吉彦  (Dr. Nakada Yoshihiko)  欧州日本人医師会 副会長
一般医、東洋医学、 1942年 東京生まれ。横浜国立大学学芸学部卒、ローマ美術アカデミア編入学、ローマ大学医学部卒。 大学病院で内科、小児科、東洋医学科を教習後、1985年来、 ローマ市内で医院経営。神経生理学を基礎に西洋医学と東洋医学の融合を目ざした治療を行っている。ローマ在住。

↓お申し込みは、こちらまで。
JMAEseinenbuアットhotmail.com (アットを@にして下さい。)

(注)
・1週間以内に返信がなかった場合は、再送するか、事務局の方にその旨ご連絡下さい。
・直前のお申し込みには対応できません。10月10日までにお申し込み下さい。
・今回はスケジュールの都合上、講演会の傍聴だけです。医師会についての説明会や、会員との懇親会などは行われません。予め御了承下さい。


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2016年09月07日

ドイツの医師の夏休み

こんにちは!ドイツの医師、Sachiです 
皆様、楽しい夏休みを過ごされましたか?

ドイツでは医師に限らずどんな職業でも、
年間28−30日位の有給休暇があるのが普通だと思います。

土・日・祝日は入れませんから、
1週間5日で数えると、約6週間
それで、どうやって仕事がまわっていくの?と思うかも知れませんね。

病院勤務ですと、一度に多くの人が休暇をとると困るので、
年末年始頃にチームが集まって、
「誰がいつ休むか」という1年間分の休暇ローテーション表を作ります。
それで、ほぼ常に誰かが休暇をとっている、チーム全員が勢揃いする事は滅多にない、
という状態で仕事をまわしていきます。
誰かが休暇から戻ってくると、別の誰かが休暇に行くという感じなので、
仕事はちゃんと引き継がれていくし、合計人数もほぼ一定です。

 クリスマスと年末年始は、チームを二つに分けて、
1週間ずつ半分が休み、残りの半分でまわす事が多いです。
患者さんも家に帰りたがるので、入院患者数も一旦減るので何とか。)

 休暇でなくても、夜間や週末などは、当直医が全ての面倒を見るので、
たとえ自分が担当している患者さんの事でも、電話がかかってくる事はまずありません。
だから、引き継ぎ慣れしているのかも知れません。

開業医院ですと、大体夏に2週間は医院を閉めます。
あとは、イースターやペンテコステの頃に1−2週間とか、
クリスマスから年末年始の頃に1−2週間とか。
これまた近くの医院同士で話し合って、緊急時の代診を頼み合っておきます。
それで、ちゃんとまわっていくんですよー!

(ま、例外はどこにでもありますが、飽くまでも私の周囲の一般論です。)

私が勤務している開業医院でも、
8月は2週間休診でした! 

IMG_7606.JPG
で、日本から母も遊びに来て、家族で
車で西隣の国(フランス、アルザス地方)へ行ったり・・・

IMG_8918.JPG
南隣の国(オーストリア、チロル地方)に行ったりしました♪ 

日本みたいに祝日は多くないし、振り替え休日もないのですが、
こういうかたちで休めるのは魅力です。




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2016年08月15日

就職してあっという間の一年

どうも、ブログの投稿を長らくさぼっていました、ドイツのSoulです。

ドイツで就職してから気づいたら一年が過ぎていて、ドイツ語での仕事にも慣れ少し落ち着いてきました♪

ついこないだ、少しいいことがありました…

いつものように病棟に出勤すると、僕のデスクの上にこんなものが

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開けてみると、担当病棟の看護師さん達とPTさんたちの署名入りのバースディカードでした

P_20160811_160330_1_1.jpg

休暇に行ってしまった同僚も含めて全員の署名があったので、結構前から計画してくれてたことに気づき、久しぶりに幸せな気持ちにさせてくれました

右も左もわからん状態で就職して、研修医が気づかないところを常にカバーしてくれてる看護師さん達はいつもほんっとに淡々と仕事をこなしてるんで、こんなことしてくれるとは意外でした

これで少しは同僚と認められたのかと思うと、働き始めの冷たくあしらわれてた頃はもう完全に思い出扱いです

ブルガリア時代もそうだったけど、現地の同僚に認めてもらえるというのは一番の喜びで外国で働く醍醐味ですね

といってもまだまだ二年目の新米です。一人前のスポーツドクターへの道はまだまだ長いんでまだまだ突っ走らんといかんですね

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2016年07月17日

ドイツの楽しい村祭り

南ドイツ、バイエルンのKenjiです。
この地方では5月から8月にかけて、毎週どこかの町や村でVolksfestが開かれます。テレビなどでよく紹介されるミュンヘンのオクトーバーフェストの小型版と思って間違いありません。先日住んでいる町でもあったので覗いて見ました。

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民族衣装のDirndlを着たウェイトレス。ジョッキは勿論1リットルです。

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テントの中。

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警備の方々。写真ではよくわかりませんが、お兄ちゃんは首から両腕まで刺青だらけ。それだけで迫力があります。
男性の民族衣装は皮の半ズボンです。

しかしビールも高くなりました。ミュンヘンほど(1リットル11ユーロ)ではありませんが、ここでも8ユーロします。実は同じビールをスーパーでも売っていて、これを家で飲むと1ユーロ。

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というわけで、会場では雰囲気だけを楽しみ、帰ってきてから手料理の麻婆茄子と共においしくいただきました。Sekoi? 


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2016年06月24日

ボロボロの1日

こんにちは。職業を学生から医師に、所在地をポーランドからドイツに移行中の愛之助です

たまには今日あったことをタイムリーにお届けしようと思います

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ハンブルグで有名なAlsterの噴水

今、語学学校に通うためにドイツのハンブルグに来ています。
かれこれ1年半くらいドイツ語を勉強してきて、今日はその試験がありました。
語学の試験を受けるのはいつぶりかな。
たぶん高校のときアメリカでTOEFLのiBT受けて以来。
あ、あと医学部3年の時にポーランド語の試験がありました。
TOEFLの時も長時間の試験に途中で電池切れって感じでしたが、
今日のは授業の後に試験だったのでとにかく眠かったです

photo (4).JPG
写真は隣町のLübeckで撮影

試験が終わってぐったりしつつ、ご褒美にアイスを買って食べながら歩いていると
人が道で倒れていて
とりあえずその場に鞄と食べかけのアイスを置いて、下手なドイツ語で話しかけ、、
救急車を待っていたら看護師の兄ちゃんが駆け寄ってきて、本当に頼りになりました!!

今の私って全然役に立たないなってちょっと落ち込みましたが経験あるのみです。
ドイツ語が下手すぎて涙出そうでしたが、さらに頑張っていきます。
それとこれからは両手が空くようにリュックにしようかなって思いました。

photo (2).JPG
めずらしく胃もたれせずに食べれたフィッシュバーガー

今日は久しぶりに疲れました。

では、また次回

愛之助

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2016年06月19日

リットマン カーディオロジー4を買いました!

こんにちは ドイツの医師Sachiです。

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私事ですが、聴診器を新調しました
Littmann Classic II(写真左)から、新製品の Cardiology IV(写真右)です。
こうして並べてみると、ヘッドの分厚さや管の太さが全然違って、
愛用してきたClassic IIがちゃちく見えて、ちょっとショック 

Classic IIを買ったのは、医学部3年生の時。
学生の多くはこれを買っていた定番で、
私が実習した先でも使っている先生が結構いました。

特に不満はなく、もう十何年使ってきたのですが、
病院勤務から開業医院勤務に移ってから、
聴診器の重要さをしみじみ感じるようになってきました。

内科系の病院なら、入院患者さんほぼ全員が胸部レントゲンとか心エコーとか受けますが、
開業医院では、問診と診察だけが頼りで、
誰をレントゲンや心エコーに送るか判断しなければなりません。

ただの風邪かと思いきや、問診と聴診でちょっとひっかかり、
レントゲンに送ったら肺癌がみつかったり、
下痢での来診だったのが、腸蠕動音を聴診しようと思ったら血管雑音が聞こえ、
血管造影に送ったら腹腔動脈の重度狭窄がみつかったり。
そういう事が度重なり、「もっと高性能な聴診器を持たないと、見過ごしがあるのでは?」
という危機感を覚えるようになりました。

そこに丁度、新製品のお知らせ。
Cardiology IIIより更によくなっているというレビューもあったので、決心しました。
7年保証だし♪

Classic IIと較べたらいけないけれど、使い心地は素晴らしいです。
欠点は、ちょっと重いので首にずっと掛けていると肩が凝るのと、
管が太くて捩れないので、角度によってはヘッドをしっかり持たないと跳ね返ってくるのと。

でも、聴診しての「これはどうかな・・・」という迷いが激減して、
買ってよかった!と大満足です。 

1000円くらいでネーム刻印してもらいました。名入れも本当にお薦め。
救急時などにバタバタして置き忘れる事はありますから。
(「ない!ない!」と青くなって探し回っている同僚の姿も何度か見た事があります。
他人事じゃないですよね!)


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2016年06月07日

ルーマニア医学留学 よくある質問

saura02.jpg

どうも、ルーマニアから、うどんです。
もうすでに名前をトンカツかプリンもしくは餃子に変えようか迷っています。

続きまして今回は、良く受ける質問について書いてみます。

 入学の準備
入学試験を受けるまでと転校する場合の手続きは、前の大学の書類提出以外ほぼ同じです。
・高校の成績証明書のルーマニア語翻訳アポスティーユ付き
(※西麻布のルーマニア大使館で日本語ルーマニア語翻訳の国家試験を持った通訳さんを紹介してもらい頼み、公証人にいろいろやってもらって外務省でアポスティーユの判子押してもらったような記憶)
・健康診断書や卒業証明書の英語版
・出生証明をできる書類?確か戸籍謄本の英訳

を私は提出しました。これらが私が大学に入る準備で大変だったことです。
一番大変だったのは、なぜかセンター試験の結果を出せと言われたのですが(バカロレアと勘違いしてる気がする)、持ってなく、高校の事務に過去にセンター試験受けたことがあるし大学の受験資格もあると書いてもらってなんとかなりました。

他にもいろいろ書類やらなんかあった気がしますが、パスポートのコピーだったり、CVだったり、そんなに大変じゃなかった記憶です。

つまり準備の時間があれば、これらは気合いで何とかなる範囲だと僕は思ってます。

それよりも大事なのは・・・
ネットが普及してたくさんの情報を、今皆さんが見ているように得ることができますが、
大学を見学せずに受験をする人も多くいます。
でも、海外での生活のことや、大学の雰囲気などは実際に見ないとわかりません
実際に旅行して、日本にあるオープンキャンパスみたいに大学を自分のその目で見て、事務の人や学生に話聞いてみて、その大学が好きになって受験するのが、一番良いのではないでしょうか。
私はまったくもって優等生ではなく、無論くじけそうになることもありますが、その時に、
自分で選んだ勉強の環境だったり、聞いていた大学の情報、プランなどがプラスの方向に効いてきます。

 勉強
勉強ですが、英語コースなので英語です。どのくらいの英語力が必要かというのは、私生活、医学、科学を英語で話せるくらいです。
それ以外言いようがありません。英語のとらえ方は個人差があると思います。英検やTOEICで高い点数取っても喋るのが苦手な人もいれば、そんなに高くないのに喋るのはうまい人もいるので、僕には一概に大丈夫とかダメとか言えません。
自信があって覚悟があれば僕ならチャレンジします。
あと患者さんとの問診は英語ではありませんが、そっちは授業に出て単語を覚えれば、必要な情報を聞き出せるくらいにはなります。
テストの難易度ですが課目によっては鬼のように難しいのもあります。聞いたところによると留年率は日本より間違いなく高いです。
その辺のリスクは覚悟すべきです。でも、「絶対に無理だ」ということはないと僕自身は思ってます。

 日本医師国家試験受験資格について
ルーマニアの大学を卒業した日本人の方々に今まで何度かお話しさせていただく機会があり、
今までのところは話したことある方の知り合いまで含め、みなさん受験できているという事実はあります。
しかし、だからと言って、厚生労働省のホームページを見た上で、卒業したら日本で国家試験を予備試験無しで受けられる保証を誰ができましょうか。
可能性は天気予報でもなんかの予想でも30%とか90%とか言いますが、過去になってしまったらその出来事は100%か0%なわけで、
100人いて90人受けられたとしても、ひとりひとりにとっては1か0です
何が言いたいのかというと、
「今までの人が受けられているからと言って、あなたも大丈夫」なんて無責任なことは言えないということです。
EUの資格を持っていれば受けられるというのではなく、審査があるわけなので、ある意味ギャンブルです。今から入学する人の6年後のことなんて、なおさらです。

結局のところ、制度も情勢も刻一刻変化していくので、
どんなに事前調査や準備をしたところで、100%の保証なんてあり得ない、
そんな中で、自分で選んで決めた道だからこそ、可能性を信じて突き進んでいける訳ですね。

すんごく長い文章になってしまいましたが、読んでいただいた人ありがとうございます。
もっと冗談入れたかったんですけど。

※ちなみに僕の大学の話はルーマニアのトゥルグムレシュの話であってルーマニア全部について話しているのではありません。大学に入るための書類や、学生の出身国の占有率、留年率なども、国ではなく大学によって様々らしいです。
留学を考えている方は、必ずご自分で大学に直接問い合わせて下さいね!

ではでは!


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