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2016年06月24日

ボロボロの1日

こんにちは。職業を学生から医師に、所在地をポーランドからドイツに移行中の愛之助です

たまには今日あったことをタイムリーにお届けしようと思います

photo.JPG
ハンブルグで有名なAlsterの噴水

今、語学学校に通うためにドイツのハンブルグに来ています。
かれこれ1年半くらいドイツ語を勉強してきて、今日はその試験がありました。
語学の試験を受けるのはいつぶりかな。
たぶん高校のときアメリカでTOEFLのiBT受けて以来。
あ、あと医学部3年の時にポーランド語の試験がありました。
TOEFLの時も長時間の試験に途中で電池切れって感じでしたが、
今日のは授業の後に試験だったのでとにかく眠かったです

photo (4).JPG
写真は隣町のLübeckで撮影

試験が終わってぐったりしつつ、ご褒美にアイスを買って食べながら歩いていると
人が道で倒れていて
とりあえずその場に鞄と食べかけのアイスを置いて、下手なドイツ語で話しかけ、、
救急車を待っていたら看護師の兄ちゃんが駆け寄ってきて、本当に頼りになりました!!

今の私って全然役に立たないなってちょっと落ち込みましたが経験あるのみです。
ドイツ語が下手すぎて涙出そうでしたが、さらに頑張っていきます。
それとこれからは両手が空くようにリュックにしようかなって思いました。

photo (2).JPG
めずらしく胃もたれせずに食べれたフィッシュバーガー

今日は久しぶりに疲れました。

では、また次回

愛之助

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2016年06月19日

リットマン カーディオロジー4を買いました!

こんにちは ドイツの医師Sachiです。

P1110445.JPG

私事ですが、聴診器を新調しました
Littmann Classic II(写真左)から、新製品の Cardiology IV(写真右)です。
こうして並べてみると、ヘッドの分厚さや管の太さが全然違って、
愛用してきたClassic IIがちゃちく見えて、ちょっとショック 

Classic IIを買ったのは、医学部3年生の時。
学生の多くはこれを買っていた定番で、
私が実習した先でも使っている先生が結構いました。

特に不満はなく、もう十何年使ってきたのですが、
病院勤務から開業医院勤務に移ってから、
聴診器の重要さをしみじみ感じるようになってきました。

内科系の病院なら、入院患者さんほぼ全員が胸部レントゲンとか心エコーとか受けますが、
開業医院では、問診と診察だけが頼りで、
誰をレントゲンや心エコーに送るか判断しなければなりません。

ただの風邪かと思いきや、問診と聴診でちょっとひっかかり、
レントゲンに送ったら肺癌がみつかったり、
下痢での来診だったのが、腸蠕動音を聴診しようと思ったら血管雑音が聞こえ、
血管造影に送ったら腹腔動脈の重度狭窄がみつかったり。
そういう事が度重なり、「もっと高性能な聴診器を持たないと、見過ごしがあるのでは?」
という危機感を覚えるようになりました。

そこに丁度、新製品のお知らせ。
Cardiology IIIより更によくなっているというレビューもあったので、決心しました。
7年保証だし♪

Classic IIと較べたらいけないけれど、使い心地は素晴らしいです。
欠点は、ちょっと重いので首にずっと掛けていると肩が凝るのと、
管が太くて捩れないので、角度によってはヘッドをしっかり持たないと跳ね返ってくるのと。

でも、聴診しての「これはどうかな・・・」という迷いが激減して、
買ってよかった!と大満足です。 

1000円くらいでネーム刻印してもらいました。名入れも本当にお薦め。
救急時などにバタバタして置き忘れる事はありますから。
(「ない!ない!」と青くなって探し回っている同僚の姿も何度か見た事があります。
他人事じゃないですよね!)


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2016年06月07日

ルーマニア医学留学 よくある質問

saura02.jpg

どうも、ルーマニアから、うどんです。
もうすでに名前をトンカツかプリンもしくは餃子に変えようか迷っています。

続きまして今回は、良く受ける質問について書いてみます。

 入学の準備
入学試験を受けるまでと転校する場合の手続きは、前の大学の書類提出以外ほぼ同じです。
・高校の成績証明書のルーマニア語翻訳アポスティーユ付き
(※西麻布のルーマニア大使館で日本語ルーマニア語翻訳の国家試験を持った通訳さんを紹介してもらい頼み、公証人にいろいろやってもらって外務省でアポスティーユの判子押してもらったような記憶)
・健康診断書や卒業証明書の英語版
・出生証明をできる書類?確か戸籍謄本の英訳

を私は提出しました。これらが私が大学に入る準備で大変だったことです。
一番大変だったのは、なぜかセンター試験の結果を出せと言われたのですが(バカロレアと勘違いしてる気がする)、持ってなく、高校の事務に過去にセンター試験受けたことがあるし大学の受験資格もあると書いてもらってなんとかなりました。

他にもいろいろ書類やらなんかあった気がしますが、パスポートのコピーだったり、CVだったり、そんなに大変じゃなかった記憶です。

つまり準備の時間があれば、これらは気合いで何とかなる範囲だと僕は思ってます。

それよりも大事なのは・・・
ネットが普及してたくさんの情報を、今皆さんが見ているように得ることができますが、
大学を見学せずに受験をする人も多くいます。
でも、海外での生活のことや、大学の雰囲気などは実際に見ないとわかりません
実際に旅行して、日本にあるオープンキャンパスみたいに大学を自分のその目で見て、事務の人や学生に話聞いてみて、その大学が好きになって受験するのが、一番良いのではないでしょうか。
私はまったくもって優等生ではなく、無論くじけそうになることもありますが、その時に、
自分で選んだ勉強の環境だったり、聞いていた大学の情報、プランなどがプラスの方向に効いてきます。

 勉強
勉強ですが、英語コースなので英語です。どのくらいの英語力が必要かというのは、私生活、医学、科学を英語で話せるくらいです。
それ以外言いようがありません。英語のとらえ方は個人差があると思います。英検やTOEICで高い点数取っても喋るのが苦手な人もいれば、そんなに高くないのに喋るのはうまい人もいるので、僕には一概に大丈夫とかダメとか言えません。
自信があって覚悟があれば僕ならチャレンジします。
あと患者さんとの問診は英語ではありませんが、そっちは授業に出て単語を覚えれば、必要な情報を聞き出せるくらいにはなります。
テストの難易度ですが課目によっては鬼のように難しいのもあります。聞いたところによると留年率は日本より間違いなく高いです。
その辺のリスクは覚悟すべきです。でも、「絶対に無理だ」ということはないと僕自身は思ってます。

 日本医師国家試験受験資格について
ルーマニアの大学を卒業した日本人の方々に今まで何度かお話しさせていただく機会があり、
今までのところは話したことある方の知り合いまで含め、みなさん受験できているという事実はあります。
しかし、だからと言って、厚生労働省のホームページを見た上で、卒業したら日本で国家試験を予備試験無しで受けられる保証を誰ができましょうか。
可能性は天気予報でもなんかの予想でも30%とか90%とか言いますが、過去になってしまったらその出来事は100%か0%なわけで、
100人いて90人受けられたとしても、ひとりひとりにとっては1か0です
何が言いたいのかというと、
「今までの人が受けられているからと言って、あなたも大丈夫」なんて無責任なことは言えないということです。
EUの資格を持っていれば受けられるというのではなく、審査があるわけなので、ある意味ギャンブルです。今から入学する人の6年後のことなんて、なおさらです。

結局のところ、制度も情勢も刻一刻変化していくので、
どんなに事前調査や準備をしたところで、100%の保証なんてあり得ない、
そんな中で、自分で選んで決めた道だからこそ、可能性を信じて突き進んでいける訳ですね。

すんごく長い文章になってしまいましたが、読んでいただいた人ありがとうございます。
もっと冗談入れたかったんですけど。

※ちなみに僕の大学の話はルーマニアのトゥルグムレシュの話であってルーマニア全部について話しているのではありません。大学に入るための書類や、学生の出身国の占有率、留年率なども、国ではなく大学によって様々らしいです。
留学を考えている方は、必ずご自分で大学に直接問い合わせて下さいね!

ではでは!


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posted by JMAE at 06:03| ルーマニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月31日

私にとってのJMAE青年部の意義

初めてリレーブログ投稿します。投稿の名前は好きな食べ物でうどんにすることにしました。
もちろん、好きな食べ物が変われば名前も変わります。

ということでルーマニアで医学生をしているうどんです。

まず自己紹介や大学の紹介を。
私は生まれてから22歳くらいまでずっと日本で過ごし、それから海外にきて今に至ります。(いろいろ簡略)

そして今はトゥルグムレシュというところにある英語コースの医学部の5年生を終えるところです。
ちなみに私はこの大学に入る前まで違う国で医学を勉強し3年生から転校してきました。

日本人は大学に1人で他にいません。街にも東アジアのような顔が中国人すらほぼ皆無です。
ちなみにこの大学は日本からのエイジェンシーはないので大学のことや私生活のことなど全部自分でやってます。
同学年の人数は留年や転校などで減り今は25人くらいです。
同級生の出身国は半分以上スウェーデン人、まぁまぁドイツ人、アメリカ人とカナダ人が数人、ノルウェー人1名となっています。学年によって国の占有率は異なっていて、1年生はイタリア人が多いです。
卒業するとEU圏内で通用する医師免許がもらえ、USMLEの試験を受けることに関しても問題ないので、大体の友人は卒業後は母国にもどり医師をすると言ってます。

さて、青年部に入って2年目のうどんが、
こないだ初めて参加した青年部会の集まりで感じた青年部の意義を書いてみます。

P1110141.JPG
(ブダペスト遠景)

遠い昔。。。医学生としてウキウキしていた私。。。
医学生として医者になる実感を初めて持った授業。。。それは解剖でした。
海外で生活する、勉強する、、それって何が特別なのか、、、これから得る経験なのか語学なのか。。。
私が今出した答えは”感覚”です。言葉では伝わるのは言葉だけで、感覚って何よと深そうな考えを持っている人も少なくありません。
でも、なんとなく伝わるよう頑張ります。考え方か感覚で迷いましたが、感覚のほうが近い気が私はしています。

小学生で実家を聞かれたら地区
中学校や高校で出身地聞かれたら
もっと大人になって出身聞かれたら
さらに今はどこから来たのと聞かれて日本と答える、
どんどん自分の世界が広がっていってるような気がしてた私うどんは、
自分の故郷が広くなるが故に色んな事や人とのかかわり方が、
焼酎の水割りがほぼ水のような酔えない濃度まで薄められていく虚しさも、それとほぼ同時に感じていました。。。

それでもって大学の1年生にあった解剖初日に感じた事。
それは、言葉では献体として体を提供してくれた人への感謝でしたが、
”感覚”としては他人でした。
献体になってくれた方への想いをくみ取って勉強で応え、
献体の方のコミュニティーで医療活動をし、
貢献するのが本当の意味での感謝である
と感じていることにその時気付きました。

献体の方は私に見られるために献体になったんじゃないのではないか。
全く縁もゆかりもないアジア人のために。。。

そんな勝手な私の思いは、どうしても他人として突き放されてるような気がしてなりませんでした。
正直面食らった解剖実習初日だったのが今でも鮮明に思い出せます。
違う国の同級生とも色々話をしました。

その後解剖実習ではできるだけ集中して筋肉血管神経などを見させていただいて、解剖実習を終えました。
一瞬他人ではなく見えたこともありましたが、これらのことすべては私側からの勝手な見方です。
事実としては、異国人の私に献体を提供してくださった方がいて、
それで勉強させてもらった僕がいる。
その事実を背負って、医師として貢献していく。

海外で違う言語で勉強をして、違う文化の国の同級生と話し合い得たこの感覚は日本では得られないものなのではないでしょうか。

このような感じで、海外だからこそ得られる感覚というのが多々あります。
考え方っていうのは本を読んだり、知識っていうのも調べたら増えますが、
感覚っていうのは実際に経験したことないと得られないものだと思っています。

こないだのブダペストの青年部会では、
青年部には日本では得られないいろいろな感覚を持っている人が集まっていて、
話をしてみると、なんとなく共感できるものや、そういうこともあるのかと思うもの、
それぞれの会員がそれぞれ様々な苦労や楽しい経験をして得た感覚を話し合って、
いろいろ経験してきた自分が、さらに会の人を通じて向上できる絶好の場所であり、
それも青年部の意義ではないのかと感じました。

将来ヨーロッパで働く予定の、基礎課程が終わった医学生の方!待ってます! 

次回は、私がよく受ける質問について書きます。


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2016年04月30日

医学生の皆さんへ

皆様、こんにちは。
ドイツの医師、Sachiです。

お陰様でブダペストの説明会は好評でした!
この出会いから、皆様の未来に発展がある事をお祈りします。

説明会の後で色々と思い起こして、
ひとつ言い忘れた「Take Home Massage」に気付きました。

医師免許というものは勿論「資格」なのですが、
医者になるという事は、資格さえ取ればいいという事ではありません。
試験対策だけしていたのでは、よい医者にはなれません。

私の在学時代に、一人の教授が言いました。
「無能な医者は、人殺しである。
君の見過ごしが、人の命を奪う事になるんだ。」

他人の命を預かるとは、そういう事なのです。

例えばドイツでは、卒業して就職したら、
初日から病棟を任されて、曲がりなりにも一人で医師として働く事が要求されます。
1か月もしたら、一人で当直もやらされます。
だから、その前に、
出来る限りの知識と経験を蓄積しておく事が大切なのです。

そして、そのためには語学もとっても大事です。
語学なしには正確な問診は不可能ですし、
語学なんて、やれば誰でもできるものなのですから。

学生のうちなら、誰にでも教えてもらえるし、助けてもらえる。
そんな有難い時代なのですから、
必要最低限の勉強や実習ではなく、
何でも精一杯、貪欲に、余分にでもやっておく。

それをしておいたら、
卒業後どんな国に行っても、きっとその蓄積に助けられます

私も在学中はずっと介護のバイトをしたり、
呼吸器科医のところに通い詰めて、聴診やレントゲンの読図を学ばせてもらったりしました。
在学中はとにかく無我夢中で、
寝食以外は全て医学という感じでしたが、
「あの時頑張っておいてよかったなあ」と思う事が、よくあります。
当時は「意味あるのか?」などと思った丸暗記にも、今頃助けられたり。

医師免許の互換性、就職後の心配などをしている方が多いようですが、
それよりも何よりも、今は実力をつけておくこと。

知識も経験も、医者の宝です。
頑張って磨いて下さいね。 

P1110165 - コピー.JPG
ブダペスト観光もしました!
集合写真を撮って貰おうと思ったら、一緒に写りたい人が我も我もと押し寄せて、こんな事に・・・
左手前の彼女が自撮棒でセルフィー中 


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2016年04月05日

ブダペスト説明会にお申し込み頂いた皆様へ

先日お知らせしました、JMAE青年部説明会にお申し込み頂いた皆様、
御案内メールは届いたでしょうか。
もし「申し込みをしたのに案内がこないよー」という方がおられましたら、御連絡下さい!




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2016年03月06日

JMAE青年部説明会のお知らせ

2016年4月24日(日)午前
ハンガリーのブダペストにて、
主にヨーロッパの医学生対象に、
欧州日本人医師会青年部会の説明会を行います


説明会といっても小規模なもので、
当JMAE青年部会のメンバー達が、皆さんの質問に個人的に答えたり、
お互いの顔を見てお話しできる交流会のような感じで考えています。
(集まる人数によりますが、なるべく会費無料にできるように計画しています。
但し、カフェでやる場合、飲食代は自己負担でお願いします。)

・欧州日本人医師会ってどんな事をしているのか聞いてみたい
・卒業後ヨーロッパで就職したいので話しが聞きたい
・JMAE青年部会のメンバーと直接お喋りしてみたい

などという方、是非お越し下さい!

私達、欧州日本人医師会の青年会員は、
欧州の医学生と、欧州で働く研修医たちです。
他にも経験豊かな正会員も参加する予定です。

医師会員からは、
・ブルガリアの大学卒で、ドイツで就職(リハビリ科・スポーツ医学)
・ドイツの大学卒で、ドイツで就職(一般内科、麻酔科)
・ギリシアの大学卒で、スウェーデンで就職(眼科)
・イギリスの大学卒で、イギリスで就職(一般内科)
・オーストリアの大学卒で、オーストリアで就職(皮膚科)

などのメンバーが参加予定で、就職経験談などもお話しできます。

参加御希望の方は、下記メールアドレスまで、
氏名、在学大学名、学年を明記のうえ、お申し込み下さい。
質問事項なども、ありましたらどうぞ。
締め切りは3月末日ですが、締め切り前に受け付け終了する事もあり得ます。
JMAEseinenbuアットhotmail.com
(アットを@に置き換えて下さい。)
会場、時刻など、詳細が決まり次第お知らせ致します。

 皆さんにお会いできるのを、楽しみにしています!


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2016年02月21日

医学ドイツ語A

前回好評(?)を頂きました医学ドイツ語の続編です。

呼び名: くらんけ
書き方: クランケ
語源 : krank

クランケ、という言葉は医学生のバイブルたるブラックジャックにもよく出てきますので、聞き覚えがあるのではないでしょうか。
日本語で使われる場合の意味は患者です。
ドイツ語の“病気の”を意味するkrankが語源となっております。
ドイツ語は形容詞に定冠詞をつけて名詞化できますので、Der Kranke(男性の病人)Die Kranke(女性の病人)と書くこともできますが、実際には患者を表す単語としては"Patient"(パツィエント)が使われております。


呼び名: あなむね
書き方: アナムネ
語源 : Anamnese

問診のことです。
「アナムネ取ってきてね」はドイツ語で"Machst Du bitte die Anemnese?"
ドイツ語でもAnamnese(アナムネーゼ)はずばり病歴あるいは病歴聴取のことです。ただし、現病歴ではなく、文脈によっては既往歴を指す場合もあります。
区別するため、現病歴を Aktuelle あるいは Jetztige Anamnese(今のアナムネーゼ)という場合もあります。
日本では「問診」でなく「医療面接」と呼ぶように大学の授業では教えられましたっけ。
患者さんと医者が相互的である印象を受けるようにとのことですが、「イリョウメンセツ」なんて長い言葉は使うのをやめて、いっそのこと「アナムネ」を主流にしては?!


呼び名: むんてら
書き方: ムンテラ
語源 : Mundtherapie?

「俺、今からムンテラ行ってくるわ〜」と同僚が言った時には、患者さんあるいはご家族への病状説明、検査や処置などの同意を得るための説明などをしに行くということです。
しかし!私はこのスラングだけは声を大にして止めてほしい!!といつも思っています。
語源はおそらくMundtherapie(ムンド・テラピー)と思われますが、このような単語はドイツ語には存在しません。
心理的治療効果を含めた病状説明というニュアンスを込めたかったのかもしれませんが、直訳すれば「口の治療」「口による治療」・・・英語に訳せばオーラルセラピー???・・・なにやらいかがわしい響きを聞き取ってしまうのは私だけでしょうか。
ドイツ語では病歴説明をすることはAuskunft geben、説明することは一般的にerklären、同意書はReversと呼ばれます。
日本語では最近はIC=インフォームド・コンセントという言葉がニュートラルなニュアンスで使われております。
こちらは大変長ったらしい言葉ですが、ムンテラを死語へと追い込んでくれるよう応援しております。


呼び名: かるて
書き方: カルテ
語源 : Karte

え?!こんなものまでドイツ語?!と思われるかもしれません。カルテはもはや日本語ですね。
患者さんの経過、治療内容などを全て記した記録のことです。現在はほとんどの病院で電子化されて、電子カルテと呼ばれています。
ちなみにウィーンの公立病院ではまだ紙カルテなのですが。
Karteはカードという意味です。患者さんの記録は少なくともウィーンではKarteと呼ばれません。
Krankengeschichte(クランケン ゲシヒテ)=患者の歴史、あるいは紙カルテであれば単純にMappe(マッペ)=ファイルと呼ばれます。
もしかしたらドイツではKarteと呼ばれたりするのでしょうか?オーストリアの方言、ウイーンの方言もあるので、もしかしたらKarteと呼ばないのはオーストリアだけのことかもしれません。


今回は4単語だけですが、内容が濃いのでこの辺りで打ち切り、また次回をお楽しみに!

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2016年02月05日

恵方巻きからのポンチュキ

こんにちは。
昨日はポーランドで南南東を向いて黙々と恵方巻きを食べた愛之助です。
お寿司屋さんでFutomakiカットしないでくださいって注文すると恵方巻きが出てきます。

本日ポーランドはTłusty Czwartek “脂の木曜日”です。
ポンチュキというドーナツを職場でも家でもお腹いっぱい食べます。
そしてこのポンチュキを買うためにお店には長い行列が。
photo.JPG
A.Blikleは1869年からあるお菓子屋さんで、ケーキもとっても美味しいです。
ポンチュキにはお店によって様々な味がありますが、定番は薔薇のジャムが入ったもの。
想像しずらいかもしれませんが、しっかりバラの味と香りがします。
1年中売られているので、ポーランドに来たら食べてみてください。

では、今日はこの辺で
愛之助

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2016年01月27日

医学ドイツ語

ウィーンの吉田です。
ウィーンはオーストリアという中欧の国の首都です。なんて書くとそんなこと知ってるよ!とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、オーストリアという国の知名度は驚くほど低いです。
ウィーンという名は音楽の街ということでよく知られておりますけどね。


そんなオーストリアの公用語はドイツ語です。
当然ながらドイツ語で仕事しております。(そしてドイツ語で仕事していると言うと、ドイツに住んでいるとよく勘違いされます。)
ドイツ語を公用語としている国は比較的少ないですが、日本人は意外と馴染みがあるように思ってしまう言語ではないかと思います。
特に医学の世界では、ドイツ語は少し昔まではラテン語と並んで、おそらく英語以上に浸透していたことがあるのではないでしょうか。
学生時代の授業で、ドイツ語やラテン語の医学単語を使用されていた教授がいくらかいらしたのはまだ記憶にあります。
私が研修医をしていたときも、おかしな医学界スラングが飛び交っていたのを覚えております。
ドイツ語を学んでから、あ〜!あのへんなスラング、ドイツ語だったんだ〜!というものがいくつもあるので、一部紹介させていただきます。


呼び名: ごぷろつっかー
書き方: 5%ツッカー
語源 : Zucker

これは今でも私がニヤリと笑ってしまう単語です。
点滴に使用する5%ブドウ糖液のことです。
5だけが日本語読みなのがミソですね。
%はドイツ語読みでプロツェント、ツッカーは"Zucker"=砂糖です。
よく救急外来で「ごぶろつっかーつないで〜!」なんて叫ばれたりします。


呼び名: しゃーかすてん
書き方: シャーカステン
語源 : Schaukasten

こちらでオーストリア人医師と結婚されている日本人の女医さんとおしゃべりしていて初めてこれがドイツ語だと認識しました。
正しくは"Schaukasten"(シャウカステン)。
Shauen=見る、Kasten=箱
レントゲン写真を引っ掛けて、後ろから照らして見るための、蛍光灯が入った箱です。
レントゲン画像をコンピュータで見るようになった今でも、古い診察室の壁にくっついているのを見かけますね。
その日本人の女医さんがこちらへいらして間もなく、旦那さんの友達相手にネタとして使っていたそうです。

「ハイ、妻がドイツ語を話します!」
「いきます!
(壁を指さしておもむろに)
  ・・シャウカステン・・・」
かなり爆笑されたとのことですので、ウィーンの病院を見学される際に是非言ってみてください。


呼び名: ぜく
書き方: ゼク
語源 : Sektion

日本の病院では亡くなった方の病理解剖を行う際、よく「ゼクってね」、と言われますが、語源はsektion=切開するです。
しかし、ウィーンの病院でSektio(ゼクツィオ)と言えば、帝王切開のことになります。
病理解剖はObduktion(オブドゥクツィオン)です。
どうぞお気をつけを。


呼び方: すてった
書き方: ステった
語源 : Sterben

「今朝俺の患者がステっちゃって、ちょっと落ち込んでるんだよね〜」
なんて会話が病院で話されるときは、どなたかがお亡くなりになったということです。
「すてった」は決して「捨てった」ということではありません。
ドイツ語のSterben(シュテルベン)=死ぬ、を日本語の動詞化したのですね。
実際の発音はシュテルベンなので本来は「しゅてった」が正しいのでしょうけれど、これでは響きになんだか締まりがありませんよね。


呼び方: あぽった
書き方: アポった
語源 : Apoplexie

他の病気で入院されている方が、入院中に脳梗塞を合併することは残念ながらたびたび見られます。
Apoplexie(アポプレクシー)は脳卒中を意味するドイツ語の名詞です。
私が日本で研修をしていた頃、アポったとステったの意味の違いを知らず、アポった=亡くなるということだと勘違いしておりました。
どこぞの教団が「ポアする」、なんて言葉を使用していたのがまだ記憶に新しい時代でしたので。


呼び方: えっせん
書き方: エッセン
語源 : Essen

文字も発音もそのまま、Essen=食べる/食べ物です。
医師間では「エッセン行くぞ!」=「飯行くぞ!」という、ふと聞くと動詞を名詞化しているのかな?と思う不思議な言い方をされますが、ドイツ語でもそのまんま"Gehen wir Essen!"と言うので、実は文法的にも正しかったりするのです。


ドイツ語の単語が日本の医学界に浸透しているのは、明治時代に日本が西洋医学の知識を輸入した際、窓口がシーボルトなどのドイツ人が多かったからではないかと私は想像するのですが、事実はいかがなものなのでしょうか。
もしご存知の方がいらっしゃれば是非ご教授いただきたいものです。

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